JISSOKU事業部 (JISSO 株式会社 ロボット事業部)
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イベント

【6月20日〜6月22日 開催】メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2024
2024年6月20日(木)〜6月22日(土)に開催される
「メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2024」にメディカルジャパンに参加いたします。

【手術器械個体管理・個体識別装置】を展示します。

【会 期】 2024年6月20日(木)〜6月22日(土)
【会 場】 パシフィコ横浜 / 展示ホールC【ブース番号:37】

【企業プレゼンテーション】
    2024年6月21日(金)15:30〜16:00 「世界初!二次元コードもRFIDタグも使用しない  手術器械個体識別装置」

お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りくださいませ。
 詳細はこちらをクリック



手術器械個体管理・個体識別装置
研究開発の背景
1990年代に流行ったクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)がきっかけで、2007年4月1日施行の改正医
    療法では、医療機器の保守点検・安全使用に関し、保守点検の実施状況、使用状況、修理状況、購入
    年等を把握し、記録することと、法制化された。
日本だけでなく、米国FDAは2014年から法規制を開始し、2020年には、全ての医療機器にUDI
    (Unique Device Identification)という固有識別子の表示が義務付けられた。
EUでは2017年から、法規制が開始された。
    しかしながら、世界中のほとんどの病院で手術器械の個体管理は、今現在出来ていない。

個体管理・個体識別の必要性
履歴管理による安全性 (使用履歴、購入履歴、修理履歴、洗浄・滅菌履歴 etc.)
経済性 (手術セットのスリム化、紛失・盗難防止、タイミング良い廃棄・購入、在庫管理)
専門看護師の不足 専門知識のない看護師による管理可能
手術器械は、手術、洗浄、滅菌工程を経て、繰り返し使用されること

現状使用されている個体識別・個体管理方法
  @ 2次元シンボル表示
    2006年に日本医療機器工業会と日本医療機器学会が中心となり、「2次元シンボル表示の
    ガイドライン」が作られた。
  A RFIDタグ
    日本の企業が、RFIDタグで手術器械を個体管理するシステムを開発し、下記6病院に導 入したと報告されている。
   島根大学医学部付属病院  600床 2011年       日本赤十字和歌山医療センター 873床 2013年
   岡山大学病院       855床 2013年     山梨大学医学部付属病院      606床 2014年
   高知大学医学部付属病院  613床 2015年       香川大学医学部付属病院      613床 2016年
   島根大学医学部付属病院  600床 2017年(新病棟に追加)

現在使用されている個体管理方法の問題点
  @ 2次元シンボル表示
   一本一本読まなければならず効率が悪い。
   経緯変化でコードが読めなくなる。
   コード刻印機を病院に持ち込み作業する。
   刻印機の技術者と看護師の二人での登録作業となり、非常に時間がかかる作業となる。
   福井大学附属病院の場合、約16,000本の手術器械の登録に約1年かかったと報告されている。
  A RFIDタグ
   RFIDタグの取り付コストが高い (レーザー手溶接、手術器械を削る)島根大学病院の場合、 初年度約7,000万円かかっている
   RFIDタグが高い(小さいセラミックタグ、ステンレスハウジングに入れる、隙間をなくすためプラスチックで一体成型)
   レーザー溶接機を病院に持ち込み作業する。
   溶接面を平らにするため、手術器械を削る必要がある。
   溶接機の技術者と看護師の二人での登録作業となる。
   手溶接のため溶接の品質が均一でない。
   溶接出来ない素材の手術器械がある。
   手術器械からタグが出っ張る。
   RFIDが壊れた場合手術器械は修理不可能。

香川大学医学部付属病院の事例
RFIDタグによる個体管理「シムセーフ」を2016年に導入した香川大学医学部付属病院は、2023年7月1日 の日本医療機器学会大会の講演で、以下のように述べている。 「RFIDの読取り不良・修理に伴い手術器材の供給不足と,RFIDを取り付けた鋼製小物は修理対応不可能 となり故障の際には新規購入しなければいけない問題があった。さらにRFIDの故障により登録情報を引継 ぎできない問題もあった。」としたうえで、「臨床工学技士が点検をおこなう内視鏡関連機材は2次元シンボ ルを取り付けるには材質、実績が少ないなどの問題があり、2次元シンボルとRFIDのハイブリッド運用方 法にどう適応するべきかが今後の課題である。」と締めくくっている。
https://www.med.kagawa-u.ac.jp/hosp/contact/

当社の開発中の取り組み
手術器械を加工せずにそのままの状態で個体識別する。
@ 寸法測定装置  
    手術器械のある個所を測定し、その寸法をIDとすることにより、手術器械を個体識別する。
    下記手術器械個体識別用の専用寸法測定器の試作機作成中です。
    2024年6/20〜6/22の日本医療機器学会主催の【メディカルショージャパン2024】に出展します。
  ● W600xD380xH600o
  ● 専用架台にライトパネルを取り付けて手術器械を透過で照明
  ● A4ライティングボード、透明樹脂板、各1枚
  ● 8192画素ラインカメラ使用
     テレセントリックレンズ使用
  ● ラインカメラをPC制御で動かす
  ● エンコード出力を読み込める
   測定精度ミクロン単位
   測定速度2秒以下/手術器械
   複数手術器械同時測定
   装置を持ち運び移動できる重量18.5Kg
   手術器械は移動しなくて、カメラを移動させる

A 光学式識別装置  
    当社の社名「JISSO」は「実装」から由来しています。プリント配線基板を作成する実装ラインに
    使用されている、光学式に半田印刷後の印刷品質、部品マウント後のチェック等を行う装置技術を応用し、
    光学式に手術器械の「物認証」する装置です。
    VOR(Vision for Object Recognition)「物認証」技術を応用し、AIと3D外観検査技術を駆使し、
    手術器具の個体識別を行う。
    VOR装置の世界トップメーカーに外注依頼し、試作機開発中。
    高速大量検査システムに対応可能。
    2024年6/20〜6/22の日本医療機器学会主催の【メディカルショージャパン2024】に出展します。

当社の特徴
手術器械を加工しない(手術器械をそのまま使用するので、洗浄、滅菌工程実証済)
看護師が一人で、手術器械の登録、個体識別ができる
低コスト(RFIDタグ、レーザー溶接機不要、2次元コード刻印機不要)
レーザー溶接、レーザー刻印工程が必要ない(人手による品質の均一性の変化なし)
カスタムで作成するので、各病院の要望に対応しやすい

【特許】特許出願済
出願日 :2023年11月16日
出願番号 :特願2023−194876
発明の名称:手術器械管理方法及び装置

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2024年6月20日(木)〜6月22日(土)に開催される
「メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2024」にメディカルジャパンに参加いたします。

【手術器械個体管理・個体識別装置】を展示します。

【会 期】 2024年6月20日(木)〜6月22日(土)
【会 場】 パシフィコ横浜 / 展示ホールC【ブース番号:37】

【企業プレゼンテーション】
    2024年6月21日(金)15:30〜16:00 「世界初!二次元コードもRFIDタグも使用しない  手術器械個体識別装置」

お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りくださいませ。

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